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彼は、女子大生の彼女と山岳地帯へのドライブデートを計画した。その日は晴天に恵まれ、車窓から見える山々の緑が目に鮮やかだった。彼女は窓に頬杖をつき、風に髪をなびかせながら、時折彼に笑顔を向けた。その笑顔を見るだけで、彼の心は満たされた。
「ねえ、あそこに停めてみない？」
彼女が指さした先は、山の斜面に広がる小さな展望台だった。車は砂利道をゆっくりと進み、展望台に到着した。二人は車を降り、新鮮な山の空気を胸いっぱいに吸い込んだ。空気は清々しく、遠くまで見える景色に心が洗われるようだった。
「ここ、すごくいい場所だね」
彼女が彼の腕に軽く触れながら言った。彼はその仕草に胸が熱くなり、彼女の手をそっと握り返した。
「君を撮ってもいい？」
彼がカメラを取り出すと、彼女は少し照れくさそうに笑った。
「いいよ、でも変なポーズはなしだよ？」
「約束する」
彼はカメラを構え、彼女の姿を収め始めた。彼女は自然な笑顔でポーズを取り、風が彼女の髪を優しく揺らした。
しかし、その時だった。突然、強い風が吹き始め、彼女のスカートがふわりとめくれ上がった。彼は思わずシャッターを切り続け、彼女の白い下着がカメラに収まってしまった。
「あっ！」
彼女がスカートを押さえながら顔を赤らめた。
「ごめん、風が強すぎて…」
彼はカメラを下ろし、彼女の方を見た。彼女の頬は真っ赤で、少し怒っているようにも見えたが、同時にどこか可愛らしくもあった。
「でも、いい写真が撮れたかも」
彼が冗談めかして言うと、彼女はさらに顔を赤らめ、彼の腕を軽く叩いた。
「もう、変なこと言わないでよ！」
それでも、彼女の声には怒りよりも照れが混じっていた。
風はまだ強く吹いていたが、二人は展望台を後にし、山の斜面を散策することにした。彼女はスカートがめくれないように気をつけながら歩き、彼はそんな彼女を優しく見守った。

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